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で、『般若』に行ってみた。
で、『般若』に行ってみた。_c0001364_0474737.jpgそういうわけで、6月8日の日記でご紹介して小さな虎ノ門旋風を巻き起こした、喫茶『般若』に勇気を出して入ってみた。
まず、これが店舗外観である。
ツタの絡まるチャペルはあるかもしれないが、ここはツタの絡まりまくった喫茶店だ。
ある意味夢と期待感が、入店前から高まってくる。


で、『般若』に行ってみた。_c0001364_0571667.jpg店内にはサラリーマン&OL4人がくつろいでいる。常連とみた。
とりあえず食べられるものを、と同行した片野まんちゃんはミックスサンドとバナナジュースを、私はハムサンドとコーヒーをオーダー。
世間話をするように、さりげなくご主人にお話を伺う。クリーニングから返ったばかりのような白いYシャツにストーンウォッシュのダブついたジーンズが懐かしい。江戸っこっぽくチャキチャキな受け答えだ。創業39年らしい。
「般若という名の由来は?」と尋ねたら、間髪入れず「インパクト。」という答えが返ってきた。

さて、サンドイッチが出来上がった。
どうやらハムがなくなってしまったらしい。「卵入れてだいじょうぶ?!」と聞かれ「はい。」と答えたら、うす~いハムがかろうじて1枚入っているほかは、ミックスサンドとほぼ同じ内容であることが判明。これをお徳と呼ぶのだろうか・・・?
味は、パンがイイ感じで焼けていて美味しかった。


で、『般若』に行ってみた。_c0001364_17661.jpgそして、こちら1週間前にご紹介した手書きのボード。
なんだか哀しいことになっちゃってる。
ご主人曰く、雨が降って濡れてもそのままなんだそうである。
なぜ『美味しいと思う』サンドイッチなのか聞いたら、自分が美味しいと思ってもそうでない人もいる。アイデンティティの象徴なのだ、と文体のわりに強気で言われた。
「へ~。」
と、まんちゃんと言ってはみたものの、よく考えるとなんだかわからない。
ちなみに、1番の常連さんは葉山の人なのだそうだ。
帰りしな、「ご縁があったらまたどうぞ。」と言われた。
by yukibreeze | 2006-06-14 00:42
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