ある時、雑誌でグレゴリー・コルベールの写真を見た時から、ずーっと行きたいと思っていた。
で、今日所用で東京に行った帰り、お台場で開催されているグレゴリー・コルベールのashes and snowノマディク美術館に行って来た。 建物は、152個の貨物コンテナを使用して組み立てられている。 会場内には50点を超える大型写真作品のほか、60分の長編映像、9分のショートフイルム2本が展示公開されている。 コルベールの作品は、自然と動物と人間が共存している世界を描いている。 そして、いずれの人間の姿も、自然や動物に畏敬の念を払っているように感じた。 鯨や象と泳ぐ男(コルベール本人らしい)、ヒョウと寄り添う子供、象と共に眠る女性・・・。 神秘的ともいえる世界がそこにはある。 どの作品もデジタル画像処理や合成、字幕などを加えておらず、手漉きの和紙に焼付けられている。 静寂、平和、共存、という言葉が浮かびながら、一人でゆっくり作品を見ていた。 ドラマティックな組み合わせの写真も素晴らしいが、実はこの子供の写真が一番心を打たれた。 決してお安くない写真集を2冊購入してしまった。・・・今後節約。 #
by yukibreeze
| 2007-06-13 00:14
どうせまたすぐ帰って来るのだが、トミー・スナイダーさんがパリに帰ってしまうので、はせぴーと3人で湘南での最後の晩餐。
先客で鈴木英人画伯がいらしていた。 先日の収録で懲りて、もーやだって仰るかと思ったら、お店にいらしたお客様全員に、今度のトミーとの番組について喋ってた。 「いつ?いつ放送?」 と盛り上がる店内。 「Hey,you!」 と、いつもの調子で突っ込むトミーに 「悪いんだけんど。」 と、これまたおなじみの口調で応酬する英人さん。 鶏肉を召し上がる日本名砂田富男さん。 トミーのホームページに、このブログのリンクを貼ってくれたので、特別に露出多め。 #
by yukibreeze
| 2007-06-12 00:43
ホクレア号とは、GPSなどの近代式航海計器を持たず、海図やコンパス、羅針盤なども使わずに、星の位置や海のうねり、風や雲の動きなど、あらゆる自然環境を観察する古代の航海術を再現した原始的な双胴カヌーである。
それがハワイを出発して、149日間の航海を経て最終寄港地の横浜ぷかり桟橋に9日(土)午前11時に到着した。 今日は、そのホクレア号に会いに行き、体験乗船もさせてもらえた。 平日の昼間だというのに、沢山の人が集まっていた。何人か知人にも会えた。 ホクレア号は'78年のタヒチ航海に出た際、モロカイ海峡で転覆した。 救助を要請しようと、クルーのエディ・アイカウはサーフボードを抱えて海に飛び込んだ。 幸いホクレア号は救助されたものの、エディはそのまま帰らぬ人となってしまった。 その勇者エディの碑が刻まれている。 船体横の網には、果物や野菜などがこうして入っていた。 当然ホクレア号の本も出版しているうちやんもいた。海洋ジャーナリストの内田正洋さん。 16日(土)には、うちやんや奥様のヤーミー、ホクレア号のクルー達が出演するトークショーが開催される。 ホクレア号日本人クルーとなった荒木汰久治君に、久しぶりに会った。 彼は、もう次のビジョンを捉えている。 ハワイ州観光局 ホクレア号航海ブログ #
by yukibreeze
| 2007-06-11 01:15
今日の『FEELIN' GROOVY!』のコーナーではarcorhymeの高浪敬太郎さんと西村郁代さんが生出演してくださった。
高浪さんは、かつてピチカート・ファイヴのメンバーでもあり、その後ソロとして、また作・編曲・プロデューサーとして活躍。 西村さんはTV番組のディレクターやモデル・執筆などのお仕事をしていらしたが、音楽活動もし、そして昨年高浪さんプロデュースによる作品を制作。 お二人、共に歴史に興味があり、初めての顔合わせの時、幕末の話で意気投合したとか。 そして、映像ディレクター、シナリオライターのToy Fujiiさん。 この度、サーフィンの神様、ジェリー・ロペスのライフスタイルを追ったドキュメンタリームービーLifestyle Of Gerry Lopez The Cleanest Lineの監督をされた。 渋谷のアップリンクXにて今月22日まで上映される。 14日(木)には、上映後ジェリー・ロペスのトークショーもあり。 #
by yukibreeze
| 2007-06-10 01:37
ハンカチ王子、ハニカミ王子、今いろんな王子が巷を賑わせているが、私にとっての王子様はこの方しかいない。
ケンバン王子秋田慎治さま。 慎治君の演奏を聴きに、ついに私は甲府まで行ってしまった。 なぜなら、今回は吹奏楽団との共演でラプソディ・イン・ブルーを弾くからだ。 甲府ってどの辺だ?どうやって行くんだ? と、ナビがないので地図と首っ引きで、中央道をひた走って山梨県民文化ホールにたどり着いた。 ソノリテ甲府吹奏楽団の定期演奏会で、『ラプソディ~』は最後の演目。 慎治君がピアノの前に座ったところから、私の雑念は一切消えた。 全身が耳になる。 ハッとするような展開に思わずグイグイ引き込まれ、時に柔らかな音色に心が震えた。 フォルテもピアノも、このようなコンサートホールでも慎治君のピアノは相変わらず色彩感が豊かだ。 それはガーシュインの曲であり、そして確かに秋田慎治の音楽だった。 誰もが紡ぎだされる音楽に魅せられたと思う。 私は感動のあまり、涙が溢れそうになった。 でも恥ずかしいから懸命に堪えた。 また新たな慎治君の音楽に触れられて、甲府まで行って本当に良かった。 #
by yukibreeze
| 2007-06-09 02:00
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